「美容液って必要なの?」
「美容液って色々な種類があるけどどれを選んだら良いのかわからない」
美容液は未来の肌作りに欠かせないアイテムです。正しく使うことで理想的な肌に近づくことができるでしょう。
この記事では、肌悩み別、パーツ別、用途別の美容液の選び方を紹介します。
美容液選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
美容液とは
化粧水は肌に水分を与え、乳液やクリームが水分の蒸発を防ぎ潤いをキープ。美容液の役割は、乾燥肌・シミ・シワなど肌悩みの原因にアプローチをしエイジングケアを行なうアイテムです。
さらに、目元や首、唇などパーツによって使い分けることで、さらなる効果が期待できます。
有効成分や栄養成分が凝縮して配合され、ワンランク上の肌を目指すことができるアイテムが美容液です。
美容液の正しい使い方
一般的なスキンケアを使用する順番は以下の通りです。
クレンジング→洗顔→化粧水→美容液→クリーム
美容液を使う順番は、化粧水のあと、クリームの前です。
肌が乾いた状態で美容液をぬってもなかなか肌には浸透しません。乾いたスポンジに洗剤をいきなりつけても弾いてしまうのと一緒です。しかしスポンジに水を含ませた後だと洗剤も浸透しやすくなります。同じように乾いた肌に化粧水でしっかりと水分を与えることで、美容液の肌なじみが良くなるのです。
美容液を肌に塗る前には、化粧水で肌にしっかりと水分を与えましょう。
肌悩みで美容液を選ぶ
■乾燥肌
乾燥肌で美容液を選ぶときは、肌が持つ保湿力を作り出す機能をサポートする成分が入っているかをチェックしましょう。
美容液だけでカバー力の高いアイテムを選ぶ必要はありません。肌に膜を張り水分蒸発を防ぐのはクリームの役割。美容液の役割は肌に栄養分を補給することです。
肌にはもともと皮脂膜・セラミド・NMFという保湿成分を作り出す機能が備わっています。保湿成分は肌のターンオーバーの中で作られるのですが、肌に十分に栄養が行きわたっていないと栄養不足からターンオーバーが乱れ保湿成分の量が不足してしまいます。
美容液でたっぷりと肌に栄養分を補給しターンオーバーを促進することが乾燥肌対策につながります。ビタミン・ミネラルがたっぷり入った代謝を促す成分が配合された美容液を選びましょう。
■シミ
シミが気になるのであれば、美白成分が配合された美容液を選びましょう。
美白化粧品の働きは、主に4つにわけられます。
・「メラニンを作れ」という指令をブロックするもの
・メラニンの生成を促す刺激伝達物質を抑制するもの
・メラニンを分解するもの
・ターンオーバーを活性しメラニンを排出させるもの
美白成分というと黒いメラニンを無色化するものをイメージする人が多いかもしれませんが、実際には色々な働きをする美白成分があります。しかし黒いメラニンを無色化したからといって、新しいメラニンがどんどん作られていると全く意味がありません。
大切なのは、4つの働きをする美白成分を効率よく取り入れることです。美容液に配合されている美白成分がどのような働きをするのかチェックして選ぶと良いでしょう。
■シワ
シワの種類に合わせて美容液を選ぶことが大切です。
シワは大きくわけると以下の2つになります。
・静的なシワ
・動的なシワ
「静的なシワ」とは、感想などが原因で肌のキメが乱れてできるシワです。ちりめんジワなども静的なシワになります。静的なシワの対策は徹底した保湿です。保湿をすることでキメが整いツルっとした肌になることが期待できます。
「動的なシワ」とは、表情筋を動かすことで真皮層のコラーゲンやエラスチンが弱っていくことが原因でできるシワです。ほうれい線や額のシワなどが動的シワにあたります。動的シワを改善するためには、真皮層を強化する必要があります。もともと真皮層には線維芽細胞というコラーゲンやエラスチンを修復する細胞が存在しているのですが、何度も修復を繰り返すと機能が弱り修復できずシワが刻まれてしまいます。
コラーゲンやエラスチンの修復を促す効果が期待できる成分が配合された美容液がおすすめです。
■ニキビ
ニキビ肌には美容液は必要ないと考える人もいるかもしれませんが、正しく美容液を選ぶニキビ肌を健康的な肌に導く効果が期待できます。
ニキビ肌に美容液を使用する目的は以下の3つです。
・皮脂分泌の調整
・炎症による色素沈着を抑える
・栄養を肌に届け修復力を高める
ニキビというとアクネ菌のコントロールや毛穴を塞がないということに意識が向きがちですが、肌に栄養を届けることも大事なのです。
ニキビ肌には、皮脂分泌を正常化する成分や美白成分、栄養成分が配合された美容液がおすすめです。
■アレルギー
アレルギー肌には、免疫力をアップさせる効果のある美容液がおすすめです。アレルギー肌の場合、使用する化粧品はできるだけ肌に優しいものを選びがちです。しかし肌にやさしいからといって栄養成分がほとんど配合されていない美容液を使用していると肌がどんどん弱ってしまう可能性があります。免疫力を強化することでアレルギーを起こしにくい肌作りを行ないましょう。ただしアレルギー肌の人には合わない化粧品もありますので、赤みや痒みなどが出た場合は使用を控えてください。
パーツで美容液を選ぶ
■目元専用
トラブルが起こりやすい目元は、特別なケアをする必要があります。
皮膚の厚さは平均すると約2mm。しかし目の周りの皮膚の厚さは約0.6mmと他の皮膚の3分の1しかありません。皮膚の厚さが3分の1ということは、弾力線維の量も3分の1、セラミドなどの保湿成分も3分の1なのです。シワが入りやすく乾燥しやすい部位といえます。
さらに糖質とたんぱく質が結びついて固く、黄色に変色する糖化現象が起こりやすいのも目元です。
目元美容液は、保湿成分がしっかりとはいっているもの。そして糖化対策ができる成分が配合されているアイテムがおすすめです。
■首専用
首の皮膚は、顔の皮膚よりも薄いということをご存じでしょうか。首も目と同様に皮膚が薄くシワや肌トラブルが起きやすい場所です。しかも、良く動かす部位なので老化現象が進みやすく、乾燥以外ではイボや痒みなどがでやすいパーツになります。
首に使う美容液は、顔よりも保湿力の高いものを選ぶ必要があります。また顔同様にシワに対して効果が期待できる成分が配合された美容液を選びましょう。
■唇
唇美容液やリップエッセンスなどと呼ばれているのが唇用の美容液です。唇は皮膚が薄く、汗を分泌する汗腺や皮脂を分泌する皮脂腺もないため、肌を保護する皮脂膜がありません。そのためバリア機能が弱く、身体のなかでも特に乾燥し、荒れやすいパーツです。
リップクリームで保護をすることはもちろん大事ですが、美容液で唇に栄養分をしっかりと与えることも重要です。
唇には、角質層にしっかりと水分を与える成分や血行促進する成分が配合された美容液がおすすめです。
用途で美容液を選ぶ
■ブースター美容液
今、使用している化粧品の効果にいまいち納得できていない場合は、ブースター美容液をつかってみても良いかもしれません。
ブースター美容液を使う順番は、洗顔のすぐあと、化粧水の前です。ブースター美容液を最初に使うことで肌を柔らかくし、化粧水の肌なじみを良くする効果が期待できます。化粧水をつけてもなかなか肌に馴染まないという人は、一度ブースター美容液を試してみましょう。
■家庭用美顔器
家庭用美顔器で美容液を導入することも可能です。家庭用美顔器で使用するのであれば、電極を帯びている美容液や防腐剤など添加物が極力含まれていないものがおすすめです。
電極を帯びている美容液であればイオン導入の効率が高まります。また添加物が大量に角質の奥までと届くとアレルギーを引き起こすことがあるので注意が必要です。
美容液で肌が持つ力を引き出す
この記事では、美容液の選び方について紹介してきました。
肌悩みを解消するためには、肌が持つ本来の力を引き出すことが大切です。そして、自分の肌に合った適切な美容液を選ぶことで、肌の力を引き出すことができます。
化粧品に配合された成分を見て、肌を健やかに保つ成分が配合されているかチェックし、自分にピッタリの美容液を見つけてみましょう。
「自分に合う美容液がわからない」「肌が持つ本来の力を引き出す美容液って何」と思われている人には「フコキサンチン」配合の美容液がおすすめです。
フコキサンチンは、肌本来が持つ力を引き出すことで乾燥、シミ、シワ等に対してアプローチします。
肌に悩みを抱えている方は、トータル的に肌のサポートをするフコキサンチン配合の美容液をお試しください。