BLOG

meraviブログ

肌が持つ保湿の仕組みと化粧品の保湿成分について徹底解説

肌のカサカサ、つっぱり…。秋になり肌の乾燥が気になる方も増えてきているのではないでしょうか。そんな時頼りになるのが保湿化粧品です。この記事では保湿化粧品に使用される成分についてご紹介しますので、化粧品を選ぶときの参考にしてください。

 

 

肌が持つ保湿力を生み出す仕組み

化粧品成分の前に、まずは肌が保湿力を生み出す仕組みについて知っておきましょう。

肌に潤いがあるかどうかは、角質の水分量によって決まります。健康的な肌の角質水分量は約20∼30%とされており、これより少ないと乾燥肌ということになります。

その角質の水分量を保つためには3つの要素が必要です。

 

・皮脂膜
・NMF
・セラミド

 

これら3つがそろっていると角質の水分は維持されるのです。続いて3つの各役割についてみていきます。

 

◇皮脂膜

汗と皮脂が交じり合って出来る天然の保護クリーム。肌の水分蒸発を防いだり、雑菌の繁殖を抑えたりする役割があります。

 

◇NMF

Natural Moisturizing Factorの頭文字からとったもので、天然保湿因子といいます。NMFは水になじみやすい性質を持ち、角質内の水分を抱え込んで潤いを保ちます。肌の透明感にもつながります。

 

◇セラミド

セラミドは細胞間脂質といわれ、角質と角質の間のすきまをのり付けするように埋めて、肌内部から水分の蒸発を防ぎ、うるおいをキープする働きがあります。セラミドが不足すると肌が粉をふいた状態になってしまいます。

 

これら3つは「体の代謝」と深いつながりがあります。皮脂膜は、汗と皮脂なので体全体の代謝とつながっていますし、NMFとセラミドは肌の代謝(ターンオーバー)の過程でつくられます。代謝を上げるためには、運動や栄養が大切というのも、保湿力を上げるためにも押さえておきたいポイントです。

 

化粧品に配合される保湿成分の特徴

化粧品に配合される保湿成分には数多くの種類があります。ここでは代表的なものの特徴について解説します。

 

 

◇ヒアルロン酸

たったの1gで6ℓの水分をかかえこむことが出来るのがヒアルロン酸です。肌内部にあるヒアルロン酸は真皮層でぷるぷるとクッションのような働きをします。化粧品に配合した場合は、肌表面で角質の水分量をたかめる働きがあるので、肌に触れたときにしっとりとした感じを出すことができます。

 

◇コラーゲン

コラーゲンは肌の真皮層にあり、ハリや弾力の元となる線維のことです。化粧品として使用する場合は、コラーゲンの働きをサポートするのではなく、保湿剤として使用されます。その理由は、コラーゲンの分子構造自体が大きい為肌の奥まで入っていかず、肌表面にとどまるためです。そうすることで肌表面に保護膜を張り水分の蒸発を防ぐことができるのです。

 

◇セラミド

セラミドとは、角質層内にある細胞間脂質のこと。肌での役割としては角質の隙間を埋め、水分の蒸発を防ぎながら、外部から菌などが侵入することを防いでくれます。

化粧品のセラミドは、肌が持つバリア機能をサポートするために配合されています。

 

◇アミノ酸

角質層内にある天然保湿因子(NMF)の主成分はアミノ酸です。NMFは角質層に点在し水分を抱え込み、離さないことによって角質層内部のうるおいを保つ働きがあります。アミノ酸は、NMFの働きを助け、角質層内の水分量を増加させる働きがあります。化粧品以外ですと、アミノ酸系シャンプーなども販売されています。それはアミノ酸がキューティクルの保湿成分だからです。その他にコラーゲンもアミノ酸から出来ているなど肌や体にとっても必要な成分なのです。

 

◇スクワラン

サメや植物に含まれるスクワレンというオイルから出来た成分です。もともと人間の肌に存在するものなので、肌への親和力が高いと言われています。化粧品に使用したときのスクワランの特徴は、べたつきが少なく、使用感が良いことです。さらに肌への刺激も少なく、うるおいをキープする力に優れています。

 

◇グリセリン

グリセリンとは植物や海藻、動物などに含まれているアルコールの一種です。特徴としては、無色透明で粘り気があり、保湿効果が高いということがあげられます。グリセリンの保湿効果は、肌内部の水分蒸発を防ぐだけでなく、空気中の水分などを引き寄せ肌のうるおいに変えるという効果があります。もう一つ保湿効果として特徴的なのは、長時間保湿力が続くことで、その長さはヒアルロン酸以上といわれています。まだ粘度が高いので、化粧品のテクスチャーを決めるという役割もあります。

 

◇ワセリン

ワセリンは石油を精製して作られるワックスです。ワセリンの歴史は非常に古く19世紀までさかのぼり、当時はケガなどの傷用の軟膏として使用されていました。ワセリンは肌の奥まで浸透するのではなく。肌表面の皮脂膜を保護する働きがあるのが特徴です。また低刺激なので赤ちゃんの肌荒れ防止などに使用されたりします。

注意点としては、ワセリン自体には肌荒れを改善することかがないということです。肌荒れや、ひどい乾燥肌の時に使用する場合は、肌改善を促すことが出来る成分と併用した方が良いでしょう。

 

◇パラフィン

パラフィンとは、一般的にはロウソクのことです。石油を精製してつくられ、多くの化粧品に使用されています。よく使用されている化粧品としては、油性ファンデーションやスティックタイプの口紅などや保湿用のクリームとしても使用されています。保湿用のクリームとして使用した場合は、肌表面にパラフフィンの膜が張ったような状態になるため、肌の内側の水分を逃がさない効果があります。ただし皮膚呼吸の妨げになる可能性もあるので注意が必要です。

 

◇合成ポリマー

化粧品に使用されている合成ポリマーとは、合成樹脂や合成ゴムなどの事。身近で使用されているのはオムツや生理用ナプキンなどに使用されており、水分の吸収力と保持力に非常にすぐれたものです。合成ポリマーは変質しにくく、腐らないという性質を持っています。

保湿効果としては、肌表面にビニールの膜を張るような状態になるため、肌内部の水分の蒸発を防ぎ、さわり心地もサラサラで使用感が良いのが特徴です。

ただし肌表面にビニールの膜を張ってしまうため、肌本来が持つ保湿成分を作りだす機能が弱くなってしまうのではないかという懸念があります。

 

肌本来が持つ保湿因子を作る機能を高める【フコキサンチン】

フコキサンチンは上記のものと違うアプローチで保湿力を引き出します。一般的に使用される保湿成分の多くは、保湿をプラスするものや、水分を蒸発させないものがほとんどです。

フコキサンチンは「肌本来が持つ保湿因子を作る機能を高める」事で保湿力をアップさせるのです。

肌の保湿因子とは次の3つです。

 

 

・皮脂膜

・NMF

・セラミド

 

これら3つは「肌のターンオーバー」が正常に働いていると作られるのですが、ターンオーバーが正常に機能しなくなると保湿成分を作り出すことができずに、カサカサの乾燥肌へとなってしまうのです。

 

ターンオーバーが乱れる原因の一つに活性酸素があります。活性酸素とは体のサビで、肌では紫外線を浴びたときやストレスを抱えたときに増えます。活性酸素は本来、菌などを攻撃し体を守る働きがあるのですが、増えすぎた活性酸素は体を傷つけ始めるのです。

肌で活性酸素が増えると、細胞を傷つけ、ターンオーバーが乱れ、シミ、シワの原因になります。

フコキサンチンは、この活性酸を除去する力が非常に優れており、その活性酸素除去能力が、ターンオーバーを正常に導くことにつながります。フコキサンチンを使用するとターンオーバーが正常化し、自らが持つ「保湿因子を作り出す」という機能が高まるため、肌に自然な潤いが生まれ、乾燥しにくい肌になるのです。

 

まとめ

今回は化粧品に使用される保湿成分について解説しました。化粧品の成分は非常に種類が多くわかりにくいと思います。そんな時の選び方としては、未来の肌をイメージし、今の肌機能を高めることが出来る成分を選ぶことをおすすめします。

自らが持つ美しさを引き出すケアをはじめてみませんか。

 

Back